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耳鼻咽喉科で頻度の高い病気に対する説明と、患者様からよく受ける質問をまとめて二階堂耳鼻咽喉科Q&Aを作りました。
医院では患者様が自由に持ち帰っていただけるように印刷したものを受付カウンターの上に置いていあります。


急性中耳炎
滲出性中耳炎
耳そうじの方法
めまい
騒音性難聴
補聴器

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療
鼻血の止め方
アレルギー性鼻炎
花粉症の早期治療
花粉症のセルフケア
口呼吸

くすりの話
インフルエンザの予防接種
禁煙治療

鼻血の止め方

鼻血が出たときの応急処置を以下に説明します。

1)血液をたくさん飲み込むと後で吐き気がしますので、鼻血が出たときは何か受け止めるもの(洗面器やサラダボールなど)を用意して、下を向いて鼻血を前方に流すようにしてください。
2)どちらの鼻の穴からどのくらいの勢いで出血しているかを見てください。(怪我などではなく、自然に出た鼻血は通常どちらか一方の鼻から出ています。鼻は奥で左右がつながっていますので、一方の鼻血が他方に流れることがあります。)
3)出血している側の鼻の穴の横の軟らかいところ(鼻翼)を鼻の中央側に強くおさえてください。5分程度は続けて押さえてください。(鼻血の7~9割は鼻の前方の中央側の粘膜から出ているといわれています。まずはその場所を圧迫して止血を試みます。)
4)5分ぐらいたったら押さえるのをやめて、まだ出血しているかを観察してください。まだ出血しているようだったら、最初に見た出血の量と比べて出血が少なくなっているかどうかを観察してください。そして再度押さえてください。
5)2~3回続けても出血の勢いが代わらない場合、特にたくさん出る場合は、病院で止血する必要がありますので速やかに耳鼻科を受診してください。

こんなときは鼻血が出やすいので要注意

・お風呂に入って体が温まったとき、お酒を飲んだとき、運動をしたとき、温度差の大きいところを行き来するときなどは鼻血が出やすくなります。
・鼻水が出る、鼻がつまる、鼻が痒い、くしゃみが出るなどの鼻の症状があるときは鼻血が出やすくなるので治療が必要な場合があります。

注意が必要な鼻血

・全身の出血傾向がある場合:歯を磨いたときに出血する。怪我をしたときに血が止まりにくい。あざが出来やすい(内出血しやすい)。
・鼻の中に腫瘍がある場合:一方の鼻ばかり出血する。鼻がつまる。
・けが(外傷)に伴う場合