○子供の薬の飲ませ方
飲み薬が治療の主体なので、子供が薬をのんでくれないと、治療法が大きく制限されてしまうことになります。保護者の方も大変苦労されている場合があります。薬を飲むのが苦手な子供に薬を飲ませる工夫を紹介します。
まず大切なことは薬を飲む雰囲気作りです。子供をその気にさせてください。子供に話しかけるように薬の必要性を話しながら(例えば:この薬を飲むと鼻が止まって楽になるよ。など)飲ませてあげてください。そして頑張って飲んだ時にはしっかりほめてあげてください。それだけでも違ってくる場合があります。
●一般的な薬の飲ませ方
・少量の水に溶いてスプーンやスポイトなどで飲ませる。(薬を水で溶いた場合は長く置かないで下さい)
・薬を湿らせて煉って団子状にして口に入れる。
・指を湿らせてくすりを指につけて子供の口の中に塗りつける。
●工夫
・砂糖や練乳、チョコレートシロップ、などで味を工夫する。
・プリンやアイスクリームなどに混ぜる。(薬によっては混ぜてはいけないものがあります)
・診察の時に子供が薬を飲んでくれない事を伝えていただくと可能な範囲で薬の種類を変えたり、量を少なくしたり、袋を分けたり工夫しますので医師や薬剤師に相談して下さい。
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