耳鼻咽喉科で頻度の高い病気に対する説明と、患者様からよく受ける質問をまとめて二階堂耳鼻咽喉科Q&Aを作りました。
      医院では患者様が自由に持ち帰っていただけるように印刷したものを受付カウンターの上に置いていあります。
      急性中耳炎
      滲出性中耳炎
      耳そうじの方法
      めまい
      騒音性難聴
      補聴器
      
      慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療
      鼻血の止め方
      アレルギー性鼻炎
      花粉症の早期治療
      花粉症のセルフケア
      口呼吸
      
      くすりの話
      インフルエンザの予防接種
      禁煙治療
耳そうじのやり方
耳垢のたまりかたには個人差がありますが、2から3週間に一度耳そうじが必要といわれています。耳垢は耳の穴の皮膚を保護する働きもありますので、耳そうじをしすぎると耳が痒くなったり、炎症を起こして痛くなったり、汁が出たりすることがあります。逆にそうじをしないと耳の穴が詰まってしまって、耳栓をしたような状態になってしまうこともあります。適度に耳そうじをすることが大切です。
耳そうじの注意点
耳垢は、耳の穴の外半分、耳の穴の毛が生えているところの少し奥のところまでしかたまりません。軽くさわっても痛いところは、奥に入りすぎです。奥の方の皮膚は薄くてデリケートなので、さわらないほうが無難です。時に耳垢を奥に押し込んでしまっていることがあります。道具の使い方にも注意して下さい。子供の耳そうじ
1)まず時々耳の穴を見てあげる習慣をつけてください。子供をひざまくらして、耳の中を明るく照らして奥を見てください。
このとき耳(耳介)をななめ後ろ上方に軽く引っぱると、耳の奥が見えやすくなります。
2)耳の穴の中に見える耳垢をかき出して取ってあげてください。
子供の耳をそうじする時は、痛くないように気をつけてそうじしてあげてください。耳そうじが痛くて嫌いになってしまったら、大きくなってからも耳そうじをさせてくれなくなると困ります。





