室外での対策
・花粉の多いときの外出を避けましょう。
風の強い晴れた日はもちろん、雨が上がった後も花粉の量は倍増します。午前11時 から午後6時まではよく飛びます。夕方には上空に舞い上がった花粉が気温の低下とともに落ちてくるので、花粉の量が多くなります。夜中も、一度地面に付い た花粉が、再び舞い上がることがあります。
・外出時はマスクやめがねを使用しましょう。
マスクはガーゼではなく、花粉症用のものを使ってください。日常、コンタクトレンズを使用している人は、花粉症の時期はメガネの使用をお勧めします。
・外出時は花粉が付着しにくい材質の衣服を着用して下さい。
表面がつるつるして静電気が起きにくい物がよいとされます。
・花粉情報を参考にして下さい。
例えば、環境省花粉観測システム(愛称;はなこさん)
http://kafun.taiki.go.jp/
があります。
花粉を室内に入れないようにしましょう。
・花粉を室内に入れない。
窓の開閉を出来るだけ少なくし、掃除をまめに行い花粉の量を減らして下さい。この とき床だけでなくカーテンやソファーの上、ベッドカバーなどにも注意が必要です。フローリングは、固く絞った雑巾で床拭きして下さい。花粉は部屋の隅に集 まりやすいそうです。外に干した洗濯物や布団は付着した花粉をじゅうぶん払い落としてから取りこんで下さい。布団を外に干す場合は木綿や化繊の布をかぶせ るとよいそうです。
・付着した花粉は出来るだけ落としましょう。
帰宅時は室内に入る前に髪や衣服についた花粉をよく落として下さい。自分だけでなく家族の人にも協力してもらってください。帰宅時はうがい、洗顔をして下さい。
・部屋の湿度との関係
湿度の調整は大切です。最適な湿度は40~50%だそうです。
スギは前年の7月の気温が高く、日照時間が長いほど雄花がよく発育するため花粉の飛散量が多くなります。花粉の多い年と少ない年が交互に繰り返されます。スギ花粉の飛散量は地域差があります。念のため自分の住んでいる地域の予報を確認してください。
(写真は当院の向かいのクリニックビルですが、奥本皮膚科クリニック、かわもと眼科クリニック、くしろ外科クリニック、みささ内科・消化器科クリニック、なぎさ歯科クリニックがあります。)
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